さびしいイフタール(buka puasa)

ラマダーン初のイフタール(断食明けの日没後の食事)は何ともさびしいものになってしまった。
昨年はまだ就職活動中のsuami(夫)とともに二人で「さびしいね〜」と言いながらも迎えていた日没だったが、今年はsuamiが日没前に出勤のため初の一人イフタール。
ここがインドネシアだったら!一人でイフタールなんてあり得ない光景。

日没の時間を迎え、飲食前に口にする私のアラビア語の祈りの言葉もかなり頼りなさげ。
suamiにいたっては、日没の時間は仕事の真っ最中。日没を過ぎてもいつもらえるかもわからない休憩時間を待ち、暑い厨房で喉はカラカラ、お腹はぺこぺこに違いない。
帰宅後に聞いてみたら、今日の休憩は22時だったらしい。そんな時間まで断食していたなんて、、、。

日の出前の朝食、サフールも毎年一緒に食べていたが今年はそうもいかず。
suamiは帰宅後、夜食兼サフールを済ませて就寝。
私はサフールの時間に一人で起きて食事。 

この就職難、仕事があるだけありがたい、、と思ってはいるが、
なんとか昼間の仕事、かけもちせず一か所で働けれるところが見つかれば。。。
来年のラマダーンまでにはそうなっていることを神に祈るしかない。

今日のさびしい一人イフタールは鯛のグリーンカレー
断食中の料理の味見はどうするのか、と以前suamiに聞いてみたら
「口の中で味を感じた後は吐き出す」
と言われ、そんな器用なことはできない私は以来、勘で料理をしている。

モリーオ市の外国マートで購入したラマダーンにはかかせないデーツ(なつめやし)は昨年ネットで購入したものよりはるかにおいしかった。
外国マートファンの方、この機会にぜひお試しを!